2022年の春もしくは夏に発売予定の街づくりゲーム。
このゲームの最大の特徴は街をつくる土地が巨大生物の背中であることだろう。
この巨大生物の名はOnbu。恐らく日本語の”おんぶ”からきていると思われる。
猛毒の胞子が世界を覆い、生き残った人々が身を寄せたのがこの巨大生物Onbuの背中だった。猛毒の胞子と聞くと風の谷のナウシカを思い浮かべる人もいるだろう。そう、このゲームはナウシカやもののけ姫、スタジオジブリが生み出した世界観に影響を受け制作されている。他にも日本の漫画界に大きな影響を与えたとされるフランスのジャン・ジロー(メビウス)の作品からもインスピレーションを得ている。
世界が猛毒の胞子の脅威にさらされる前、Onbuは何百年という長い眠りについていて、人から見るとそれはただの巨大な丘にしか見えなかった。しかし猛毒の胞子が世界を覆い始めた頃、Onbuは目を覚まし胞子のない安全な場所を求め歩き始めた。
一方人々は猛毒の胞子に街や村を侵食され一か所に定住する生活ができなくなっていた。そこで生き残った人々は猛毒の胞子から逃げるOnbuの背中で生活を始める。
人々が住み始めた新たな土地は常に移動を続け、移動先では様々な試練を受けることになる。過酷な気象や危険な生物、そして猛毒の胞子。
住民たちが生き残ることだけを考えるのではなく、Onbuの生存も必須。
人はOnbuとの共存でしか生きる道がない。Onbuも生物なので食事や睡眠をとらなければならないし、胞子の毒にやられてしまったら治療も必要だ。
Onbuとの信頼関係を築けば行動を命令することもできるようになる。
可愛らしい2Dと3Dのハイブリットグラフィックとは裏腹に限られた土地や資源を有効に活用し、猛毒の胞子や過酷な環境を生き延びるサバイバルが待ち受けている。
リリース日はまだ少し先だが2月21日(日本時間だと22日)から始まるSteam Next Festで体験版が配信予定となっているので気になる人は要チェック。
自分は既にクローズドベータ版をプレイしているのだがNDAが設定されているのでベータ版の内容を共有することはできない。なので、この記事はKickstarterのページを参考に書き、スクリーンショットはSteamのストアページのものを使用している。