滅亡した人類に変わって地上を制したビーバーたちの街づくりゲーム。
体験版が配信されたのでプレイしていこう。
あくまでも体験版なのであらゆる機能が不完全な状態であることに留意。
体験版は英語のみとなるが、製品版では日本語への対応も予定されている。
ではニューゲームでゲームスタート。
種族を選ぶことが出来るようだが、この体験版では1種のみしか選べない。
種族によって特徴があるみたい。体験版で選択できる種族は恐らくスタンダードなタイプなのだろう。
次にマップの広さ。
推奨されている256×256を選ぶ。
ゲームを始めると街の中心らしき建物と複数のビーバーが確認できる。
画面上部には木や食料などの資源。左側には現在のビーバーの頭数と家の数、それから大人ビーバーに割り当てられている仕事一覧。画面右側には時間に関係するもの。
画面下部は建設できる建物別のアイコンが並んでいる。
取り敢えず資源の確保をしないと。と思い、木を切り倒す範囲を指定、ニンジンやジャガイモの畑を作ってみたのだが何も始まらない。
もしかして道が続いてないからか?と思い、道を造ろうとしていたら、ビックリマークの付いたアイコンがポップアップ。
どうやら資源置き場がないらしい。
というわけでストレージを建設。
これで木の伐採が始まった。伐採した木を使って住居を建てていく。
が、いまだに畑が機能していない。
因みにこのゲームではRTSゲームのようにビーバーたちに個別に命令を出すことはできない。
仕事場となる建物を建てたらそこにビーバーを割り当てることで仕事が開始される。
しかし畑をクリックしても割り当てウインドウが出てこないので何かが足りないようだ。
食料は初期状態で、ある程度備蓄があるのですぐに必要というわけではないが、食料の生産が始まらないのはちょっと不安。何がいけないのだろう・・・
そうこうしている内に水不足の問題が出てきた。
近くの水辺にポンプを建設して水を確保する。
ドクロマークが・・のどの渇きに耐えられず死んでしまったようだ。
ゲームを開始してすぐにポンプを建てるべきだった。
ビーバーをクリックすると画面右側にパラメータが表示される。
このパラメータは彼らの満足度を示しているようだ。
不足しているものには赤いビックリマークが表示されるし、ビーバーの頭上にも不足しているもののアイコンが表示される。
数頭死んでしまったがポンプが完成。水の供給が始まった。
後は食料の問題か。
畑の利用が始まった。どうやら農場が必要だったようだ。これで作物の栽培ができるようになった。
食料の確保は畑で収穫するか、採集小屋を建てて自然に生えているベリーの実を採集することで行える。また、ゲームが進めば食料を加工する施設も建設できるようになる。
これで木、食料、水が確保できた。
このゲームではさらにもう一つ基本資源がある。それがサイエンスだ。
サイエンスという研究ポイントを増やすことで、新たな建物をアンロックできるようになる。サイエンスは研究施設を建ててビーバーを1頭割り当てるだけでOK。
しばらくすると食料確保に問題発生。
畑の作物は収穫できる状態まで育つのに時間が掛かるので、その間に自然に実っているベリーを採集していたのだが、近隣のものを採り尽くしてしまった。
ベリーは時間と共にまた採集可能になるのだが時間が掛かる。どうしたものかと思ったが、採集小屋を街の中心から少し離れた場所に建設することで採集範囲が広くなり、離れた場所にあるベリーも採集可能になった。これで畑の作物が育つまでの時間を稼ぐことが出来そうだ。
しばらくすると、乾季が訪れた。
こうなってしまうと水は干上がり、作物も育たなくなってしまう。
水はあらかじめ建てていた貯水タンクにそれなりの量があるので大丈夫そうだが、食料が心もとない。
しかし、意外と短い時間で乾季が終わり、徐々に水が戻って来た。心配していた食料も余裕だった。
なんだ、こんなもんか。体験版だから、難易度低めなのか?と思ってしまったことが、後に悲劇を引き起こす。
建物の中には動力が必要な建物がある。
木を加工する製材所も動力が必要な建物の一つ。
動力は水の力で水車を回転させることで出力される。建物と水車をシャフトでつないでやれば動力が建物に伝達される。
水車から生み出される動力には上限があるので一つの水車に対して複数の建物を繋ぎすぎると出力不足になる可能性があるので注意が必要。
また水車は川の流れを利用して動力を出力するので水が干上がってしまう乾季は置物と化す。
製材所で木の加工ができるようになり、建設できる建物の幅が広がった。
街の発展を進めていこう。
このゲームの面白い特徴として、建物の増築が垂直方向にできる。
階段を設置して地上より一段高い床をつくって住居を二階建てにしてみた。
街が大きくなれば土地の問題が出てくるかもしれない。そんな時は垂直方向に増築してやるといいかも。
ビーバーたちの文明は木を多用する。周囲に生えている木を伐採しつくしてしまうと街の発展にブレーキがかかってしまう。そんなときのために植林を可能にする施設を建設。
自然に生えている木も時間が経つとまた生えてくるのだが、ベリー同様再生速度が遅いので植林をしていかないと木の確保が難しくなってしまう。
2度目の乾季到来。
1回目の乾季は思ってたよりもあっさり終わったし、今回も余裕‥と思っていたら、2度目の乾季は1回目より長い。これはマズいなんて思っていたら、案の定水分不足に陥った。乾季が終わるのが先か、ビーバーたちの全滅が先か、終わりへ向かう持久戦が始まった。
もちろん水がない状態でビーバーたちが耐えられるわけもなくバタバタと倒れていく。
そして全滅。
2度目の乾季がこんなに長いとは思わなかった。水の確保はこのゲームでは最重要だ。乾季は地上のあらゆるものをカラカラにしてしまう。ビーバーたちの頭数が増えていけば消費される水の量がどんどん増えていく。乾季の間に機能する散水タンクを使えばタンクの周囲を潤すことができ、乾季の間でも作物の栽培などが行えるが、このタンクも水を消費する。街が大きくなればなるほど大量の水が必要になってくる。乾季が来るまでにどれだけ水を確保できるかでビーバーたちの運命が決まると言っていい。
今回のプレイでは手を出さなかったが廃墟にスカベンジャーを送り資源を確保したり、ダイナマイトを使用して川から内陸の乾燥地帯に水を引き込んで潤った大地で街を発展させたり、まだまだいろいろな要素があるので期待できそうなゲームだ。
ゲームの発売日は2021年Q1となっている。