どんな意味なのか調べてみた
とは言っても、「ウィンチェスター!」が弾切れを表していることは戦争映画やゲーム等で聞いたことがあるので知っている
なので、何故ウィンチェスターと言われるのかを調べてみた
結論から言うと明確な答えが見つからなかった
以下に調べた過程をだらだらと書く
ウィンチェスターと言えばウィンチェスターライフルを思い浮かべる
これはアメリカ製のライフルだ
「ライフル」が開発される前は「マスケット」が主流だった
マスケットは銃の先端から弾を込めるもので装填に時間が掛かる
装填に時間が掛かるだけでなく命中精度も悪い
そこで開発されたのがライフル
ただウィンチェスターライフルも最初のころは一発ずつ弾を込める必要があった(シングルショットライフル)がマスケットのような火薬と弾が別々ではなく現在使用されているライフル弾とほぼ同じものが使用された
その後レバーアクションライフルとなり装填速度が上がった
このおっちゃん何でも持ってるな
海外の掲示板にはこの装填速度の上昇によりウィンチェスターライフルは「早く弾を撃ち尽くしてしまう」という印象が付き
弾切れのことをウィンチェスターと言うのではないかと予想されていた
もう一つウィンチェスターは弾切れのことではなく、「ウィンチェスターライフルの弾種を持ってこい」と言う意味を含んだ命令だったのではないかとも書き込まれていた
ウィンチェスターの名が付いた弾
真ん中が .30-30 Winchester 1895年に開発されたもの
因みに右は7.62×51mm NATO
左は5.56×45mm NATO
俺の勝手な印象なのだがウィンチェスターがよく使われているのは航空機のパイロットのような気がする
パイロットは無線を使用して僚機などに状況を伝える
無線はなるべく短い言葉でわかりやすく伝えるというルールがあるのでout of ammunition と発言するよりはウィンチェスターの方が短く分かりやすい
ただいつごろからこの言葉が使われ始めたのか分からない
恐らく第二次大戦時だと思われるが...
さらにこんな記述を発見した
for a particular ammunition type, e.g. "Cowboy two-six is Winchester twenty mike-mike (20mm gun ammo)."
特殊な弾種を表す時にウィンチェスターが使われるらしい
これは海軍が使う無線の例として書いてあった
陸海空が一同に揃った
まぁこんな感じでウィンチェスターと言われるようになった理由は謎のままだ