PC版は最大12k対応(そんな環境どこにあるんだ)
一言でいうとすごく良い!
挙動について
実物と比べてどうか?と言われれば分からないが、ゲームのマシンの挙動は荷重移動を感じ取ることができ操作しやすく、マシンによって特徴がある。自分が一番前作と変わったと思ったのがマツダのドリフト君。前作では常時ツルツル滑りまくっていた感じだが、今作では「あれ?普通に操作できる」と思うくらい変わっていた。滑りづらくなっているかと言えばそんなことはないが、すごくいいバランスのところに落ち着いた感じ。
タイヤのグリップが伝わってくる感じがあるのでマシンの限界を知りやすい。縁石に乗り上げて片輪が浮いたときの地面についてる側のタイヤの挙動はちょっと感動した。
AI
それなりに優秀。同時走行台数はコースによって異なるが30台前後が最大かな。ラリークロスなどのコースは6台。AIのレベルや攻撃性をプレイヤーに合わせて調整できる。雪が積もった状態のコースで気づいたのだが、コーナーが慎重でコーナー出口&直線が速いという感じ。当たり前と言えばその通りだが。
プレイヤー対AIだとプレイヤーのマシンに極力ぶつからないように走る。かといって攻めてこないわけではない。AI対AIを見ていると、こっちは苦手みたいでちょいちょいぶつかっている。
インディーカーをプレイしたときフォーメーションラップでドカドカぶつかってパーツがコースに散乱したりたまにアホっぽい、AIはまだ調整が必要みたい。インディーカーは接触が命取りになってしまうし、コース上に落ちたパーツでも踏んづけるとダメージを負う、前を走るマシンが何かを蹴り上げて自車に飛んでくることもある。少しでもダメージを負うと最高速がガクッと落ちてレースにならないのでインディの難易度は高い。設定でダメージなしにもできる。
レースの設定では自分で一つひとつ設定もできるし、競技プリセットで車種に応じたレース設定もできる。
複数のクラスを混ぜ合わせたレースも可能だ(最大4クラス)
時間と天気の変化
雪の天気が増えてバリエーションが豊富になった。レース中、時間と天気は変化なしから60倍速まで変更できる。季節も春夏秋冬があり、雪というコース上に雪の積もった状態も可能。コース上に雪の積もった状態はとにかく滑る。オーバルコースは降雪は可能だが積雪状態にできない。
夕方+小雨の組み合わせが綺麗なのでオススメ
車両数は前作から大幅に増えた
今回は日本車も多いみたい
今作は車種も多いがカラーバリエーションも豊富
今回はセッティングをサポートしてくれるエンジニアがいる。
レースゲームではどうしてもセッティングが必要になってくる場面がある。このゲームでは初期状態でも運転しやすいが、タイムを狙ったり、AIの難易度を上げたりした場合はセッティングを見直すことになると思う。レースは好きだが、セッティングの知識はあまりないという人でもエンジニアを活用することで容易にセッティングが変更できる。上の画像のように質問に答える形だ。
デフォルト状態ではタイヤがゴリゴリ減っていくマシンがあったりするので時間の長いレースなどをする場合はセッティング必須となる。
全部自分でやる。という人は前作同様大量のセッティング項目に頭を悩ませられる。
今回もフォトモード搭載。様々な角度から撮影が可能だ。ショールームでも写真が撮れる。ただ、もう少し画像の調整項目が欲しいかったかな。でもまぁ、綺麗な写真を撮れるのでGood。この記事内の画像はメニュー画面以外フォトモードで撮影したものだ。
マイナスポイント
セーフティカーがいない。前作もそうだったが、今作もいない。インディカーはクラッシュが発生してもフルコースコーションにならずそのままレースが進行されていく。せめてバーチャルセーフティカーでもいればいいんだけど。
それと前作とあまり変わり映えしないメニュー画面の操作性が少し悪いかな。
その他、HUDをオフにしているにも拘らず、たまに画面上に表示されたり、クラッシュしてリトライするとフロントガラスにひびが入ったままだったり、オープンホイールだとタイヤが付いていなかったり、細かいバグらしきものがあるが、発売したばっかだし今後パッチで何とかなると思う。
ここに書いてあることもこの記事を見るタイミングでパッチ等でゲームの仕様が変わっていたりするかもなので注意
マイナス点が多少あったとしてもレースゲームとしてかなり良い作品。しかし、キャリアモードでもお金を稼いだりする要素などがなく単に上のクラスを目指していくだけなのでちょっとストイックな感じ?があり、人によってはゲームっぽくないとなるかもしれない。
レースゲームが好きであれば購入して損はないと思う。大量の収録車種やサーキットがあるので長く遊べる。今後出るDLCにも期待できる。