アーリーアクセスでも十分遊べる
ジャンル:経営シム
現在はアーリーアクセス
フルリリースは2019年予定
日本語化予定
投稿動画(ボイスロイド音声付き)
鉄道での輸送にスポットを当てたゲーム。プレイヤーは鉄道会社のオーナーになって、線路を敷設し、気動車や貨物車を購入、敷設した路線で人、物を運ぶ。
ゲーム制作のリーダーはArmaシリーズや軍用訓練シミュレータでお馴染みのBohemia Interactiveのプログラマー。兵站って大事だもんね。
ゲームのクレジットを見る限りでは少人数デベロッパーだ。
今のところゲームはサンドボックスのような状態。マップは大きさを3段階で選ぶことができる。山岳や街、森や水辺の地形に関する設定やコスト面の細かい設定も可能。
一番大きなマップで地形を複雑化すると難易度がかなり上がる。マップはプロシージャル生成なので同じ設定にしてもプレイするたびにマップが変わる。
線路を敷設するときにはマップが四角いマスで区切られてグラフィックが簡易表示になり、建物等を半透明化できたりしてマップの確認がしやすく、線路を引く計画も立てやすい。もちろんマップはズーム、回転等の操作ができる。
自分としてはこっちの簡易グラフィックでも満足してる。プレイ中はこっちの状態を見ている方が長い。
自分は勝手に鑑賞モードと呼んでいるが、列車が走っている姿を色々な角度から眺めたり、気動車や客車、貨物に乗り込んだ視点に変更することもできる。グラフィックはとても良い、超綺麗というわけではないがちょっと渋い感じがGood
基本的にプレイヤーの自由でプレイできるが、ランダムクエストが発生することもある。このクエストはNew Gameで始める際に設定でオフにすることもできる。クエストの内容は「○○から資材を××個運び出せ」「人を××人乗せろ」といった簡易的なもの、中には時間制限が設けられているものもある。クエストができなかったからと言って罰則はない。クリアできれば報酬が貰えるというだけ。
時代進化もある。フルリリースでは7つの時代が用意されている。蒸気の時代から磁気の時代まで、鉄道の誕生から現在、未来までほぼ一通り体験できる。アーリーアクセスだとその内2つをプレイ可能。
時代進化させると運ぶことのできる資源が多くなる。運ぶものが多くなれば路線は複雑になるが、そこを出来る限り簡略化、高効率化を目指すことで多くの稼ぎが見込め、より高機能な気動車を購入できる。
ダイヤ管理はないが信号を使ったり、チェックポイントの指定をしてやると同じ線路上に複数の列車がいてもスムーズに運航できる。プレイヤーが手動でその場で停車させたり、現実的ではないがその場で前後を入れ替えてUターンさせることも可能だ。終点駅など袋小路になっている場合も自動で前後が入れ替わる。
このゲームは他の輸送に焦点を当てたタイクーン系のゲームと比べるとかなりプレイしやすいような感じがする。線路を引くのも簡単だし、輸送手段を鉄道に絞っているのであまり多くの事を考えずに済む。今のところ列車は運用費が一定時間で一定額かかるだけで、故障をしたりそれに伴う修理の必要がない。列車の入れ替えをする必要がないだけで難易度は大きく下がりプレイしやすい。修理の有無はフルリリースで変わるかもしれないけど。
だが、難易度が低いからと言って退屈になっているわけではなく、時間を忘れてプレイできる。タイクーンゲームに挑戦したいという人にも、この手のゲームに慣れている人にもオススメできる。
せいふてぃふぁーすと