2023年初頭に発売を予定しているTerra Nilの体験版をプレイしてみた。
ストアページの言語を見ると製品版は日本語に対応しているようだ。
体験版は英語となっている。
マップはどうやらランダム生成らしい。水源すらない荒野が広がっている。
この荒野を水や緑あふれる土地に改変していくのがプレイヤーに課されたミッションだ。画面右下のレーダーのようなものは現在の気温と湿度を表している。黄色い×が現在の状態だ。この×を右上の方の円の中心に持っていく。
画面下部は建設できる建物。段階を踏んで建てられる建物が増えていく。
左下は現在のミッションの達成率と保有しているポイントが確認できる。
葉っぱ1枚ではなく、1000枚あれば良いようだ。
先ず何をするにも電気が必要。何もない荒野での発電は風力を使う。
発電に使用するTurbineは地盤の固いところでないと建てることが出来ないのでフィールドから岩のようなタイルを探し75ポイントを消費してTurbineを建てる。すると有効範囲が表示されるのでその範囲内にToxin Scrubberを建てる。
Toxin Scrubberは荒れた地面を植物が育つ土地に改変してくれる。Turbineの範囲内であればいくつも建てられるがポイントを消費するので計画的に。
Toxin Scrubberを建てると地面が灰色から茶色に変わる。この茶色い地面は植物が育つのでこの範囲にIrrigatorを建設。このIrrigatorを建てることによって土地を緑化しポイントを得ることが出来る。なるべく多くのポイントをゲットできる場所に建てるのが望ましいかもしれないが、戦術的に最大値ではない場所に建てることもあるかもしれない。
Irrigatorを建てるとポイントと同時にミッションの達成率も上昇する。
次に水を確保するためにWater Pumpを建てる。Water Pump電気を使用するのでTurbineの範囲内且つ干上がった川に建設する。効果範囲が決まっているので1つのWater Pumpでフィールド上の川全てが水で満たされるわけではない。
そしてまたTurbineを川沿いの岩場に建てて、範囲内にToxin Scrubberを建設し、土壌を改善。改善されたが場所にIrrigatorを建てて緑化。Irrigatorは電力を必要としないのでTurbineから離れていても大丈夫だ。
それとこの画面で緑化した場所に背の高い木が確認できる。この木は後々使うので覚えておこう。
このように緑化したいが、Turbineを建てれる場所がない時はCalcifierを建てて川沿いに岩場を作り出す。ただしCalcifierは水がないと建設できないので、先ずはWater Pumpを建てて水を確保しよう。
んで、同じようにToxin Scrubberを建てて耕し、Irrigatorで緑化する。
幾つかのIrrigatorは川に近い位置に建てておくと第2段階で湿地帯を作りやすい。
緑化を繰り返し、画面左下のミッション達成率が100%を超えれば、最初の段階はクリアだ。
環境改善は次の段階に進む。
新たなミッションは湿地、森林、花畑をバランスよく作り出す。
第2段階になったら先ずはResearch Centerを建てよう。これを建てることによってToxin Scrubber、Water Pump、Calcifier、Excavatorのコストが下がり、Excavatorは小型化する。
背の高い木の存在を覚えているだろうか。この木にBeehive(ハチの巣)を設置すると周辺の緑化された場所を花畑にすることが出来る。なので、この木の周辺はしっかりと緑化しておかないと広範囲に花畑ができない。
フィールド上の木すべてにBeehiveを設置して花畑を作れば左下の花畑ゲージが一杯になりチェックマークがつくのだが、森を作り出すためには花畑を燃やさなければならない。Solar Amplifierを建設し、その近くにDessicatorを建てることによって花畑を焼き尽くす。
この時周辺の草原も一緒に燃えるのでかなり広範囲が焼け野原となる。
一度焼くことによって土に栄養がたっぷりと蓄積されて森を育てるのに十分な土地となる。
焼き畑が終わったらArboretumを建てて森を作る。この森の木にもハチの巣を設置できるが周辺に草原がないと花畑はできないので注意。
森や花畑を作りつつ、川に近い場所に建てたIrrigatorをHydoroponiumにアップデートして湿地を作り出す。
湿地、森、花畑が目標値を超えれば第2段階のミッションは終わり。
次の第3段階に向かう。
第3段階は今まで建設した建物をすべて解体&回収してこの地域から離脱する。
先ずは脱出に使うAirshipの建設場所を作り。解体したものを回収するRecyclingDroneを川に浮かべる。回収した建物がそのままエアシップの材料になるわけだ。サスティナブルやで!
RecyclingDroneが建物を回収すると画面左下の%が上昇し100%回収できればミッション完了だ。
SiloやLoadingDockを使用して建物を解体。
ここで注意なのがSiloもいずれは回収しなければならないのでSiloは川の近くに建設し、最後はLoadingDockでSiloを回収しよう。LoadingDockは川に建設する建物なのでRecyclingDroneが回収してくれる。
もし川に高低差がある場合はPoundLockを使用すると高低差のある川でもRecyclingDroneが移動できるようになる。
湿度の調整をするHumidityPylonや気温調整をするTemperaturePylonを建てることによって画面右下にある理想的な温度湿度に近づけることが可能だ。もちろんこれらの建物も回収する。
温度や湿度を調整すると地域一帯に雨が降り始め緑化できていなかった場所にも草が生えてくる。
この段階になると野生動物が姿を現し始める。
もう少しだ。
全ての建物を回収したドローンがエアシップに戻ってくるとLaunchボタンが出現。昼飯だ!
間違えた出発だ!
こうして荒れ果てた荒野に緑が戻ってきた。
惑星にある島が1つ緑色に。他にもまだ荒野がいくつもあるようだ。
体験版はこれで終わりだが、製品版は惑星を丸ごと緑化できればクリアなのかな?
敵は出てこないのでまったりと心地いいBGMや効果音に癒されながらプレイ出来るとても良いゲームだ。
トレーラーを見ると体験版にはないバイオームがあるようなので、さらに複雑化したミッションになるかもしれない。
発売は2023年初頭。日本語対応予定なので気になる人はウィッシュリストに入れておこう。
因みにitch.ioにはこのゲームのプロトタイプがある。これはこれでドット絵でいい感じだ。