以前このブログでも紹介したCity of Gangstersの最初の1年のプレイの様子を書いていく。このゲームは1920年のアメリカが舞台。禁酒法が施行され酒類が禁止となった時代に密造酒などを製造販売して大金を稼ぐギャングとなり街を支配していくゲームだ。
因みにこのブログの管理人はお酒を飲まない人なのでお酒の知識はないに等しい。まぁ、お酒の知識は必要ないゲームなので問題はない。自分の勢力を拡大していって街を支配する陣取りゲームだ。
先ずはマップの選択やプレイヤーキャラの作成。
マップは複数用意されているが今回はシカゴを選択。
キャラクターは最近観た禁酒法時代を舞台とした映画"欲望のバージニア (Amazonプライムビデオ)"の登場人物の名前にしておこう。性格は自信家だが怠惰で寛容的なThe Calm Center、スキルは人間関係が良くなるOrganizing Crimeとした。
ではゲームスタート。マップは川と陸地の形は固定だがプロシージャル生成でプレイするたびに違った街並みでプレイできる。
ロードのパーセンテージが0%→100%ではなく、1872→1920なのがちょっとイカす。
さて、ここから23歳のForrest Bondurant(以下フォレスト)のシカゴでの物語が始まる。
ゲーム開始時は自身が使用する車が1台と野球のバット、150ドルのお小遣いを所持している。
そして拠点となる店が1店舗。
先にも書いた通りこのゲームは自分のテリトリーを広げていくことで収入を拡大していく。ゲーム開始時に青く表示されている1区画が自分のテリトリーとなっている。テリトリーの単位はコーナーと呼ばれ交差点ごとに区切られている。テリトリーを広げるには交差点周辺のお店の人との友好度を上げてフロントになってもらうことなどでテリトリーを拡大する。
友好度を上げるには単純にそのお店で商品の売買をしたり、事業拡大の手伝いをすることで友好度が上がる。友好度が低すぎたり、別の勢力に占領されていたりすると商品の売買ができない。友好度を上げるとFeverというチケットのようなものを獲得でき、それを使用することでフロントになってもらう交渉や新たな顧客を紹介してもらうことができる。フロントにテリトリー拡大をお願いすることもでき、10ドル前後のお金を払うことで数週間でテリトリーの拡大ができる。テリトリー内にあるフロント以外のお店にはみかじめ料(毎月決まった額を収める)を請求できる。
拠点となる店舗は叔母が経営する店で合法的に陶器とラベルを製造販売している店になっている。拠点となる店にはBlackRoom(秘密の部屋)と呼ばれる部屋があり、そこで密造酒などを製造することが可能になるが、製造を開始するには製造するお酒の知識(スキル)やお金、資源が必要になる。スキルは最初から持っていたり、仲良くなった人から教えてもらうことで知識を増やせる。
フォレストはムーンシャイン(密造酒)とワインのスキルを既に持っているが、それらを作る材料が手に入る状況ではないのでまだお酒を作ることはできない。
取り敢えず、先ずはお金が必要だ。
拠点となる店の倉庫にはBrick Wineが70、Moonshineが25あるのでこれらを売ってお金を稼いでいこう。
倉庫から車にワインを移し、周辺の需要をチェック。
すると2か所の店でワインを買ってくれるようだ。
このようにお店が緑色で表示された場合はプレイヤー側からお店に商品を売ることができ、赤く表示された場合はお店から商品を買うことが出来る。
フォレストが知識を持っているムーンシャインやワインの原料を売ってくれる店は残念ながら周辺にはないようだ。となると手持ちのお酒を売りつつ周辺を探索して色々な人とお近づきになりながら見聞を広め原料を売ってくれる店を探していくか。
ワインを買ってくれるお店のあるコーナーに移動、値段交渉をして20%割増しで14本のワインを売った。割増しにするとお店との関係がやや険悪になってしまうのであまり多用すべきではない。
移動は車での移動となり移動ポイントを消費する。商品の売買などの行動をするときはアクションポイントを消費。移動と行動で消費するポイントが異なっている。プレイキャラのフォレストは移動ポイントが10、アクションポイントが2となっている。これらのポイントは経験を積むことで上げることが出来る。
因みに車は使っていると耐久度が落ちていき最後は壊れてしまう。そうなる前に修理屋に車を持って行く必要がある。戦闘で破壊されることもあるので注意だ。
ワイン14本を買ってくれた店にフロントになってもらった。これでテリトリーが1つ増加。
ワインを売ったことと、フロントになってもらう交渉でアクションポイントを2つ消費したので最初のターンはこれで終わり。
2ターン目は新たなテリトリーとなったエリアにある別の店でワインを売り、みかじめ料を毎月10ドル払うように要求し相手はこれを承諾。これで取り敢えずは安定して毎月10ドル手に入ることになる。
数ターン経過、警官がテリトリーに入ってきた。
まだ警察に関するルールを良く把握していないのだが、好き放題やりすぎると手配度が上がってしまい良くないようだ。警官は管轄が決まっているのでテリトリー周辺を管轄している警官とは仲良くなっておいた方が今後のためになる。
最初にフロントになったお店の店主が警官と知り合いなようなのでFeverを使用して警官を紹介してもらい、友好度を少し上げておいた。しばらくは大丈夫だろう。
しかし警官がいる間は商品の売買ができなくなる。
テリトリー内の家具屋から仕事の依頼が舞い込んできた。
ワインを10本持ってきてほしいとのことだ。ワインはちょうど持っているので依頼を受け、即完了させる。
仕事の依頼を完了すると報酬が手に入るのだが、お金とは限らない。複数の報酬が提示されてその中から選んでいく。今回の報酬はサイダーの作り方、ビールの作り方、酒を入れる容器を45個の3つだ。この中からサイダーの作り方を選択した。
この後フロントからもテリトリーを5つに増やすという依頼があったのでやっていく。
これは直ぐにはできないけど、いづれは達成できる。
フロントから知り合いを紹介してもらう。
オレンジの帯でつながっている警官とお店を経営している2人がこのフロントの知り合い。テリトリーから外れているお店の人を紹介してもらった。
そして紹介してもらったお店にフロントになってもらうように頼みテリトリーの拡大に成功。
これでテリトリーが3つになった。
英文が多く見えるゲームなので英語が苦手な人はビビるかもしれないが、人との会話パターンは多くないので一度覚えてしまえば難しいことはない。
経験を積んだことで能力をあげられるようになった。アクションポイント、移動ポイント、戦闘力のいずれかを上げることが出来る。今回はアクションポイントを1つ上げる。
テリトリーから少し離れたところに別の勢力を発見。
苗字がフォレストと同じボンデュラントだ。どうやら叔父らしい。
何やら仕事の依頼があるようなのでここに移動しよう。
未開拓のエリアへの移動は移動ポイントを多く消費してしまうので思うように動けなかったりする。反対に自分のテリトリー内は消費が少ない。
移動中フロントにお願いしていたテリトリーの拡大が完了したようだ。
なかなか順調に進んでいると思う。
叔父さんのところに到着。
依頼について話をするといとこのドーラのために8月24日までに188ドル必要らしい。
報酬として50バレルのコーンシロップが手に入る。
しかし、残念ながら今そのお金を持ち合わせていない。現在の日付は17日。1ターンが7日経過するので次のターンまでに用意できないと駄目なようだ。往復するとそれ以上かかってしまうのでこの依頼はできないな。
依頼は出来なかったが、ここまで来たついでに周辺を少し探索。
すると幾つか勢力を発見。彼らはゲーム内でトラブルメーカーと呼ばれている。
このトラブルメーカーたちはビジネス好きや喧嘩好きなど様々な性格を持っている。
近づく時は事前にチェックしておいた方が良いだろう。不用意に近付くと戦闘になってしまうかもしれない。お店からトラブルメーカーを紹介してもらうこともできるので予め紹介してもらっていれば少し友好度を上げられる。運が良ければ彼らを仲間に引き入れることも可能だ。
そして1人仲間にできそうな人がいる。Mildred Hoganという女性だ。ちょうどお店にこの人と知り合いの人がいてFeverを消費して紹介してもらったので友好度がプラスされている。性格も喧嘩ごしではないので彼女を仲間にできるかやってみよう。
近づいて話をしてみるとなかなかいい返事を貰えたが、700ドルで手を打とうと言ってきた。なかなか大金だな。今は持ち合わせがないが用意できない額ではない。
一旦拠点に戻ってお金を車に積み込み再び彼女のもとへ行き。雇用に成功。
人手が増えるので1ターンにできることが多くなる。
Mildred Hoganはアクションポイントが3、移動ポイントが11と序盤のキャラとしては優秀かな?
これからは2人体制となるので周辺の探索が捗る。
訃報が飛び込んできた。
叔父が何者かにやられたらしい。叔父が乗っていた車が放置されているので近づいて調べてみると車内から野球バットと54ドルが出てきた。更に叔父がセーフハウスとして使っていた建物から122ドルをサルベージ。叔父さんお小遣いありがとう。さよならだ。
色々ありつつ最初の1年が終わろうとしている。
テリトリーは7つ占領。勢力としてはまだまだ小さいが大きな問題も発生せずに最初の1年を終えられた・・・あれ?そういえばお酒作ってないぞ。
来年から頑張る!