【Tin Can: Escape Pod Simulator】死へのカウントダウン

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ノーマルモードのプレイを書いていく。

先ずはプレイする脱出ポッドの選択。

脱出ポッドは2種から選べるが今回は小型のマーク3を選択。

マーク3はカプセル型の小さな脱出ポッドで船内で歩き回る必要が少なく各機器へのアクセスがしやすい。もう一方は脱出ポッドというよりは居住可能な小型船というような感じで船内は広く移動距離が長くなる。

ゲームに慣れるまではマーク3の小型脱出ポッドでプレイすることをオススメする。

 

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ゲームを開始すると燃えさかる宇宙船から脱出ポッドを使って逃げ出す様子の短いムービーが流れる。

 

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さて、孤独なサバイバルの始まり。

画面上のUIは最小限なものになっていて画面左下に時間経過とヘッドライトのバッテリー残量が表示されているのみとなっている。

このゲームの目的はいかに長い時間生きていられるかというサバイバルゲームになる。

しかし、長時間生き続けたからといって救援が来るわけではなさそうだ。

ゲームモードに救援モードというのがあり、そっちは指定された時間を生き延びると救援がきてゲームクリアになるが、ノーマルモードやハードモードでは救援が来ない。

だってこの脱出ポッド、救難信号のモジュールが壊れているんだもの。

最初のムービーで複数のポッドが映し出されるので他のポッドに乗っていれば助けが来てくれたかもしれない。

宇宙では脱出できたからといってその先が保証されているわけではない。

 

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取り敢えず船内を見て回ろう。

これはメインコンピュータ。

船内の各システムを監視している。現在は何も問題が起きていないのでオールグリーン。

 

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カバーをパカッと開くと現れるライフシステム。

酸素、二酸化炭素、気圧を管理する。

 

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これは部品を分解したり、修理したりする機器。

壊れていない部品をこの中にいれて分解すると修理ポイントを得ることが出来る。そして壊れてしまった部品を入れて修理ポイントを消費することによって部品を修理する不思議な機械。

 

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縦に2つ並んでいるのは照明のモジュール。

上はメインで下は非常灯。

メインを消すと非常灯に自動で切り替わる。

 

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ここには予備部品や消火器、壁に穴が開いたときに使用する硬化剤が置いてある。

本来は消火器の右にある機械で救難信号を飛ばせるのだが、このゲームモードでは壊れている。

 

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そうこうしている内に小惑星帯が近づいてきた。

まだ少し余裕があるので引き続き船内を見て回ろう。

 

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足元にあるのは重力発生装置。

これが壊れてしまうと船内は無重力状態になる。

 

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上を見上げれば発電を担うメインジェネレータ。

原子炉が搭載されている。

 

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ジェネレータのすぐ隣には船内の温度管理を行うエアコンがある。

 

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そして最後にバッテリーの充電器と二酸化炭素を酸素に変換するモジュール。

これら様々な機器を管理して少しでも長く生き続ける。

 

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船内を見終わったところで小惑星帯に突入。

カタカタと音を立てながら脱出ポッドが揺れ始める。

 

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時折り、ドカン!と大きな衝撃がきて、船内は一瞬暗くなりプレイヤーは大きく突き飛ばされる。

 

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小惑星帯を通過しているときは船内のいたるところにある手すりにつかまっていた方が良い。

手すりを握っていれば大きく突き飛ばされることもなくなる。

小惑星帯を潜り抜けるまでジッとしていよう。

 

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と思ったが壁に穴が開いてしまった。

穴を放っておけば船内の酸素がなくなるし、気圧や温度も下がってしまう。

穴が空いたらすぐに塞ごう。

 

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硬化剤をシュっとひと吹き。

黒い塊が壁を塞ぐ。

 

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デカい岩が通過していく。

あんなのにぶつかったらひとたまりもないな。

 

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重力装置の警告灯が点灯。

黄色なので直ぐにどうなる故障ではないと思うが、一応確認のため重力装置を開けよう。

 

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一見すれば問題なく動いているようだが、モニターの表示を切り替えるとヒューズにダメージが入ってしまったみたいだ。

まぁ動いてるし大丈夫だと思う。

 

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立て続けにエアコンの警告が点灯。

見るからにモニターが故障している。

だが、モニターだけであればエアコンは作動できているので、これも放っておこう。

 

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更に気圧調整に異常。

フィルターとポンプにダメージ。

 

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さてどうしようかと考えていたらメインジェネレータで赤ランプの警告。

ヤバそうなのでこっちを優先しよう。

 

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ジェネレータを引き出してみるが、特に問題はなさそうだ。

問題ないならいいや。

 

このゲームでは警告灯=故障というわけではないのが、ちょっと厄介だ。

警告ブザーが故障して音が鳴りっぱなしになることもあるし、警告灯が点きっぱなしになることもある。

もしかすれば一瞬だけ閾値を超えるような信号を検知して警告が出てしまっただけかもしれない。

 

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そういえば予備部品を確認していなかったので引き出しを開けて中身を見てみる。

予備部品はプレイごとにランダムで中身が変わるので、予備部品の有無で難易度は変わってくるだろう。

今回のプレイではモニター1個とバッテリーが2つ入っていた。

 

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エアコンのモニターを交換してみよう。

部品交換時は電源を一度オフにした方が良い。

場合によっては感電死してしまう。

 

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付け替えて見るが異常を検知したままで何も変わらない。

 

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ということはモニターが壊れたわけではないのだろうかと故障したと思われるモニターを修理機器に突っ込むと必要パーツ数42と表示された。この表示が出るということはやはりモニターが壊れているようだ。

だが、まだ部品を分解していないので現在のパーツ数は0。修理はできない。

まぁモニターいいや。

予備部品のところに戻しておこう。

 

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酸素の残量チェック。

かなり減っているので交換が必要だ。

 

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酸素のタンクと二酸化炭素のタンクはほぼ連動していて二酸化炭素の方は満タンに近い状態なので両タンク共に交換しよう。

外したタンクは二酸化炭素を酸素に変換する機械にセットして、酸素が満タンのタンクと二酸化炭素が空のタンクを酸素と二酸化炭素のモジュールにセットする。

何だか照明が暗くなってしまったが、やっぱりジェネレータ壊れてんのかな?

完全に真っ暗になっていないし、非常灯がついていないので中途半端に発電している状態かもしれない。

 

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各タンクを交換し、ついでにエアフィルターを掃除。

フィルターは使い続けると詰まってしまうので定期的な掃除が必要。

二酸化炭素と気圧のモジュールにフィルターが付いている。

 

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メインコンピュータを確認するとやはりメインジェネレータは正常に動いていないようだ。

更に各機器はジェネレータからの電気ではなく、それぞれに搭載されている予備バッテリーで作動している。

もちろん予備バッテリーがなくなってしまえば、その機器は機能を停止してしまう。

バッテリーは充電すればいいが、いくつものバッテリーを瞬時に充電できるわけでもないので発電が止まってしまうと生命維持に必要な機器のみをバランスよく作動させる必要が出てくる。

 

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メインジェネレータのスイッチをオフにすると非常灯が点灯し船内が赤い光で満たされる。手動でオフにしない限りは非常灯が点灯しないのでメインジェネレータは完全に機能を停止しているわけではなさそうだ。

だが発電量は極端に低いのだろう。

 

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因みに現在は氷星雲に突入しているので外はとても寒いようだ。窓が氷付いている。

温度が下がったことで発電にも影響しているかもしれない。

船内の気温はエアコンによって管理されているので21度くらいに保たれている。

 

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突然、体がフワッと浮き上がった。

どうやら重力装置が止まってしまったようだ。

無重力状態ではうまく体を動かせなくなるので手すりにつかまって移動する。

 

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やはりバッテリーが空になっている。

予備部品の棚からバッテリーを取り出し交換。

重力が戻ってきた。

 

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そして空になったバッテリーは充電器へ。

充電を開始したら照明が非常灯に切り替わった。

おそらく電力の余裕がなくなったのだろう。

 

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ならもうメイン照明の部品はいらないよね。ということでメイン照明を構成しているスイッチやヒューズを分解して修理パーツを作り出す。修理パーツ数は90になった。

ゲーム開始直後にこれをやってしまっても良いような気がする。

 

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ふと重力装置に目を向けるとモニター表示に変化がある。

今までは異常個所の表示がフューズダメージなどと表示されていたが、今見るとMPAAと良く分からない表示になってしまっている。

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何故かというとメインコンピュータが機能を停止してしまっているからだ。

こいつが止まると異常表示はコードが表示されるだけになってしまう。

 

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コードを確認するにはマニュアルを参照すればOKだ。

やや手間が増えるが全く分からなくなるということではない。

 

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そうしているうちに重力装置のバッテリーがなくなったので充電器にセットしていた物と交換しようとしたら、重力が戻ってきた。

どうやらメインジェネレータが再稼働を始めたようだ。

 

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モニターは相変わらず消えているが、原子炉の下にあるアナログゲージの針は少し立ち上がっているので発電はしているようだ。

うん、何が何だが分からんが動いているから良いか。

 

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フィルターをお掃除。

また小惑星帯が近づいている。

 

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酸素と二酸化炭素の変換が終わったようなので電力節約のためにスイッチを切っておく。

 

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ほったらかしていた気圧発生装置のフィルターを修理しよう。

電源をオフにしてフィルターを外す。

 

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それを修理ステーションに入れて修理。

修理には24のパーツが必要と出ている。

 

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修理は少し時間が掛かるが、気圧は直ぐにどうなるというわけでもないので大丈夫。

 

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修理が完了したのでフィルターを戻し、異常信号がすべて消えたことを確認。

そしてこのタイミングで小惑星帯に入った。

 

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ドカンと衝撃があり、二酸化炭素の装置が沈黙してしまった。

 

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どうやらヒューズが壊れた様子。すぐに修理を開始。

 

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縦長のゲージ、左から2番目が二酸化炭素量を示しているのだが、みるみる上昇していく。

 

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ヒューズの修理が完了し、すかさず電源をオン。

警告が鳴り響くが二酸化炭素濃度が高いために鳴っている警告なのでしばらくすれば止まる。

 

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しばらくして二酸化炭素濃度は低下。警告もなくなった。

 

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すると今度は船内で火花が散った。

何事かと確認すると重力装置のモニター表示が文字化けしている。

データを送信するコードにダメージが入ったらしい。

 

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更に衝撃でメインジェネレータのモニターが点灯。

ジェネレータは正常に作動しているらしい。

何もしてないのに直った。

 

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しかし今度は電磁場の強いエリアにはいってしまったらしい。

船内の機器は全て電気で動いているのでたぶんこれが一番厄介かもしれない。

 

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取り敢えず各システムの数値をチェック。

特に問題はなさそうだ。

さてこれから何が起こるか・・・

 

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船外で青い閃光が走る。

そして次の瞬間。

 

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船内は真っ暗に。

 

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ん?なにかオレンジ色の光がゆらゆらと・・・

 

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燃えてる!

二酸化炭素装置のパワーコネクタ付近から出火。

 

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直ぐに消化して火は消えた。

しかしどう考えてもヤバい。

電力が復旧しないと何もできない。

 

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火災が発生したこともあり二酸化炭素濃度は高くなってしまったし、エアコンが作動していないこともあり船内の気温は下がってしまっている。

これはもうアウトだな。

 

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そして低酸素で死亡。

生存時間は21分34秒。

酸素濃度は0%、二酸化炭素量は29%、船内の温度は0℃になってしまっていた。

まぁ難しい状態だった。この状況を打開するには外に通じる扉を開けて船内の空気を一旦空にして二酸化炭素を0にする。そして扉を閉め、酸素タンクを直接開けて船内の酸素濃度を上げると少しは長く生きられたかもしれないが、どのみち長くはなかっただろう。電気サージは本当に厄介だ。もしかしたら電磁エリアに入ったところで各機器の電源をオフにしてしまえば故障を回避できたかもしれない。