【Farthest Frontier】未開拓の地に新たなコロニーを:その1

 

 

Grim Dawnのデベロッパーによる新作街づくりが遂に発売された。

未開拓の地に街をつくり、狩猟や農業で生存のための食料を確保したり、資源を集めて商品をクラフトし交易でお金を稼ぐ。住民たちは生身の人間なので病気になったり怪我をしてしまったりすることもあるし、熱波や寒波など過酷な環境を乗り越えて生き抜いていかなければならない。プレイヤーは荒野に誕生した新たなコロニーのリーダーとして住民たちを導いていく。

 

今回はこのゲームのプレイ記事を書いていく。

ゲームの難易度は3段階から選ぶか、プレイヤー自身でカスタマイズすることが出来るのだが、今回はプリセットとして用意されている征服者でプレイしていく。予め用意された難易度では一番高い難易度となる。スタート時の住民の人数や資源が少なかったり、野戦動物との戦闘や略奪者との戦闘がより過酷になったり、病気や怪我の発生頻度が増える難易度となっている。

 

マップは低地の湖沼地帯を選択。マップサイズは中。マップの中では低難度のマップとなるがマップはランダム生成となるので資源の配置や地形などでプレイのしやすさは変わってくるだろう。

平和主義者モードはオフにするので野生動物や略奪者との戦闘を楽しむことが出来る。

戦闘をせずにまったりプレイしたい場合はこのモードをオンにすればOK。

 

ではゲームスタート。

先ずは街の中心となる中央集会所の場所を決める。

 

湖沼地帯とだけあって水には恵まれているようだ。土壌も肥沃で作物は育てやすそう。山もあり鉄鉱石が豊富。低難度のマップというだけあって必要な物は揃っているような感じだが、どこに中央集会所を設置するか迷う。

ある程度広い平地があり鉄鉱石や粘土などの資源が近くにあると有難い。

 

取り敢えずここにしよう。集会所を基点として北には山があり鉄鉱石がとれる。南には粘土がある。西にはシカの生息地があるし土壌も肥沃で畑を作るのに適していて平らな土地だ。因みに土壌の状態などのフィルターはFキー、Gキー、Iキーで確認できる。

 

資源の採集は画面右下の斧とつるはしのアイコンをクリックするか、Hキーを押して採集メニューを出し、採集したい資源にチェックを付け、採集範囲を左クリック&ドラッグで指定する。

最初は木が必要なので木だけにチェックを入れて伐採を開始する。

 

中央集会所を建てたら住居を3棟建設し近くには井戸を造る、そして薪割り場も建設。井戸には石が必要となるので近くにある石を採掘する。建物を建てる場所に木などがある場合はそれらを取り除いてから建設が始まる。もちろん伐採した木などは資源として使える。

薪割り場などの作業所をつくる時は注意が必要。騒音や異臭がするような作業場を住居の近くに立ててしまうと好適度という快適性?の数値が下がってしまう。この数値が下がった状態で放置してしまうと住居は放棄されて廃墟となってしまい住民が家から出ていってしまう。なので作業場はなるべく離れたところに建てた方が良いが、序盤はあまり離れたところに建てると移動時間が多くなってしまって作業効率が悪くなりかねない。建設済みの建物は労力以外のコストはゼロで移動できるので街が大きくなるにしたがって再開発を進めると良いかもしれない。

 

住居が確保出来たら次は食料を確保すべく狩猟小屋を建て、すぐわきに燻製工房も建設。このゲームでは生の食材は直ぐに腐ってしまうので生肉を燻製肉に加工して保存期間を延ばしたほうが良い。この燻製工房では魚も燻製にできる。

食料の量は画面上部の情報バーで確認できる。白い数字であと何ヶ月分の食料が確保できているかが確認でき、カッコ内の赤い数字で12か月以内に腐敗する食料の量が分かるようになっている。

また保存する場所でも腐敗の進行速度が変わるようだ。通常の倉庫に食料を保存するよりも地下貯蔵庫に入れた方が長持ちする。更に樽を製造しその中に保存すればより長く保存できる。ただ樽を製造するには鉄が必要になってくるので序盤では製造できない。交易所を建てて取引することもできるがやはり序盤ではこの建物は建てられない。なので序盤は肉を燻製にするのが食料確保で一番いい方法ではないかと思う。

 

狩猟小屋や採集小屋などを建てた時は作業エリアの指定を忘れずにする。この作業エリアが動物の生息地から外れていると、いつまで経っても狩りが始まらない。狩猟小屋をクリックして出てきたウインドウの左縁にサークルのアイコンがあるのでそれを選択し、動物の生息地周辺を指定する。作業エリアにどの動物がいるのかは画面下の方に表示され、動物アイコンの脇の緑色のインジケータでおおよその生息数が分かる。乱獲をしてしまうと一時的に動物がいなくなってしまうので注意。頭数は時間と共に回復していくようだ。

 

狩猟小屋の隣に畑を作る。畑は最低5×5マスでつくる必要がある。最大は12×12マス。畑が大きくなればなるほど管理する人数が多くなるし、人手不足により収穫しきれないこともあるので最初はあまり大きくしない方が良いと思う。そもそも序盤で畑が必要なのだろうか?という疑問もあるが、畑は建物を建てる以上に完成まで時間が掛かるので早めに作っておく。

畑をつくる時は肥沃度と土の混合比が表示される。これらは収穫量に影響を及ぼすので育てたい作物と土の状態は知っておいた方が良いだろう。自分はあまり気にせず肥沃度だけみて畑を作ってしまうが。

混合比は畑を作った後から粘土や砂を畑に投入することによって調整可能だ。

 

畑を整備しつつ次は住民からお金を巻き上げる市場をアンロックすべく保管庫と木挽場を建てていると最初の冬がきた。

 

一体どんな地獄が待ち受けているのだろうかとビクビクしていたが、特に何事もなく冬を越した。冬の間は住民の動きが鈍くなるので作業はあまり進まなくなるか完全に止まる。自生しているベリーなども冬場は採集できなくなるので食料の確保は冬前にやっておこう。また薪も冬越すために必要なアイテムとなるので薪割りも暖かいうちにせっせとやっておく必要がある。狩猟は冬場でもできるのでやはり食料確保は狩猟が良い。

 

無事に冬を越し、保管庫と木挽場が完成したので市場を建てる。この市場を建てることによって住民からお金を得ることが出来るようになる。だが序盤では住民が少ないこともあってお金を多く得ることはできない。だが、ないよりは良い。見張り台などの建物を建てる際にはお金が必要となるので市場は早めに建てて収入を確保しておこう。市場を建てると範囲内にある周辺の家の好適度は上がるので家の近くに立てるようにしよう。

 

道の整備は住民の移動速度に影響を与える。道があるところでは移動速度が少し速くなるので作業効率が上がる。このゲームのマップはグリッドで仕切られているがカーブした道を引くこともできるのはなかなか嬉しい。

 

中央集会所を選択して街の状況を確認。緑のバーが並んでいる基本需要は問題なく満たしているようだ。その下の作業に関する時間管理では何もしていない暇な人(オレンジバーの一番右)が少し多い気がするが、まぁ良いだろう。住民の健康状態も悪くなく病人はまだ出ていない。幸福度も98%と高い。集会所をティア2にアップデートしていきたいが、人口があと13人、住居が2棟必要らしい。更にアップデート費用として加工した木材が40、石が25必要となる。まだ少し時間が掛かるな。

ティア2にアップデートできれば新たな建物を建てたり資源を確保できるようになる。

 

畑ができた。

畑は3年間の計画を立てることが出来る。最初の一年(現在の年)は既に冬に入りかけているのでもう畑で出来ることはなく1列目の計画は3年後に実行される。来年は畑の整備をした後に豆を作る。豆はそれなりに保存がきく作物のようだ。熱に強いので夏場の生育に適している。岩石量が多めでも問題なく育つ。その次の年にはクローバーを育てて畑の肥沃度を上げ、その後また畑を整備する。そしてその次の年は1年間畑の整備をするというループになる。

雑草多めな場所なので畑の整備を中心にやっていこう。雑草がなくなってきたらまた計画を立て直せば良いかな。

畑に関してはまだ良く分かってないので手探り状態だ。

 

狩猟小屋で働いていた人が赤痢になってしまったようだ。

赤痢は他人に移ることがあるのでもしかしてヤバいかな?病院もない街なので家でおとなしくしてもらうしかない。

 

2か月後、赤痢になった住民が死亡。この街の最初の死者となった。

死者が出たのは残念だが、感染が広がることはなかった。

死体は適切に墓地に埋葬する必要があるようだ。おそらく死体をほったらかしていると新たな病気が発生するのだろう。なので死者が出る前に墓地を整備しておいた方が良い。墓地は住居の近くに立ててしまうと好適度が下がるので街はずれにでも作っておこう。

 

3年目となり豆を育て始めたのだが、近くに生息しているシカが畑を食い荒らし始めた。害獣め!

畑の被害を減らすために畑の周りに柵を設置する。他にも見張り台を建ててシカを駆除しても良いのだが、それをしてしまうとハンターの仕事がなくなってしまいこの街の食料確保が危うくなる。

見張り台で駆除するのは不必要に殺傷してしまうので狩猟小屋を新たに建てて2人体制でシカ狩りを進めていこうと思う。そうすればシカを間引けるし肉の回収も問題なく出来る。

 

突如保管庫から火の手が上がる。保管庫が焼け落ちたらヤバイ!

住民たちが協力して井戸から水を汲み保管庫にかけていく。ほどなくして火は消え事なきを得た。中身は無事なようだ。消防施設のない火災はビビる。というかこのゲームに消防施設はあるのだろうか?まぁ燃え広がらなければ住民たちのバケツリレーで何とかなりそうだ。井戸は街に複数個所設置しておいた方が良い。

 

少し余裕が出てきたので周辺の探索を命令する。Eキーを押してマップが明らかになっていない暗い場所をクリックすると旗が立ち、その周辺を暇な住民が探索してくれる。新たな資源の発見にもつながるので余裕がある時は周辺の探索をしておこう。

 

4年目に突入。

やっと集会所のアップグレードが可能になった。アップグレードが完了すれば交易所や病院など新たな建物の建造が可能となり鉄鉱石や粘土などの資源も集めることが出来るようになる。

 

アップグレードを進めながら住居の好適度を上げていこう。

装飾の項目にある植木や庭園をつくることで周辺の好適度が僅かに上がる。

庭園を配置しようとしているところだが、設置前と後で庭園に一番近い家は4%好適度が上昇している。

装飾で上がる数値は微々たるものだ。

 

集会所のアップグレードが完了したので交易所の建設を始めていく。

この街の周辺は石が少ないので石の確保で時間が掛かりそうだ。

交易所ができれば外部との交易が可能となりこの街では手に入らないものを商人から購入できるようになる。

 

4年目秋の状況。

基本需要や幸福度は高水準をキープ。時間管理も問題なさそうだ。

難易度が高い設定でゲームを始めたがまだ難しさは感じていない。これからどんなことが待ち受けているのだろうか。

今回はここまでまた次回。

 

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